ターミナル多重化ツールtmuxの導入
ターミナルで何かをインストールしてる時なんかに、ターミナルアプリが落ちることがたまーにあります。そして、そういうのは嫌なバグの発生源になりがちです。それは避けたい、ということでtmuxを導入します。
tmuxとは何か
大まかな機能というか、利用メリットは二点。
- ターミナルを多重化できる
- バックグラウンド動作ができる
一点目はItermでまかなう方がらくにできそうなのでそれでいいとして、私が使いたいのは二点目の機能です。ああでも、ターミナルの多重化は、SSH接続のときに有利かもしれません。tmuxが入っているサーバであれば、一つのSSH接続で複数の画面を持てます。
二つ目の動作、つまるところの、バックグランドで動作ですが、これはSSHの接続が切れてもログインしなおすとターミナルが再開したり、作業を中断してその後再開できる等のメリットがあります。インストールやプログラムの実行等、長時間の処理をサーバーで行うときにtmuxでコマンドを実行しておけば、SSHを切断して、終わった頃にまた見に行く事もできます。強い。
Macでも普段使いしておけば、ターミナルアプリがクラッシュしても、ターミナルはバックグランドで動作を続けるので、作業の再開が容易になります。
インストール
Homebrewからインストールします。Homebrewをまだ導入していない人はこちら(パッケージ管理ソフトHomebrewの導入 - ろぼねこの雑記帳)
コマンドは以下に示す通り。
brew install tmux
一応、Homebrewでなんかやったら大丈夫だって分かっててもbrew doctorすること。
使い方
とりあえず、作業を中断してまた元に戻るやつだけ記述します。それ以外の設定が必要になった場合に関しては、こちらの*1サイトを参照されたし。
- tmuxの仮想ターミナルを起動
tmux
これで、なんだか緑色のアンダーラインのついた新しい画面が開けるはずです。ここで何らかのコマンドを執行しておいてください。
- tmuxの仮想ターミナルを抜けて元のターミナルに戻る(デタッチ)
Ctrl+b を押した後に d
これで元のターミナルに画面が戻ると思います。
- ターミナルを一時抜けてtmuxの仮想ターミナルに入る(アタッチ)
tmux attach
このコマンドをうつと、元(tmuxの仮想コマンドライン)に戻ると思います。