ターミナルソフトIterm2の導入
ターミナルソフト、Iterm2の導入をおこなう。
あと、おまけで lsに色をつける設定もする。(.bashrcをいじるよー)
概要とインストール
公式サイト(iTerm2 - Mac OS Terminal Replacement)より、ダウンロードしてきてインストールする。
コマンドラインツールとしてこれが人気なのは単に色合いがカッコいいからとかではなくて(いや、多分それも理由としておおいにあるんだけど)強みとしては、よく
- 画面分割できる
- 常駐させておけばショートカットキーでパッと呼び出せる
- キーワード検索(&ハイライト)機能
- ペースト履歴
などが挙げられている。
*ちなみに、PCの名前がデフォルトだと○○-no-mac-book-airとかになっていて非常に見た目が鬱陶しいので、PCの名前を変えておきましょう。変更は、システム環境設定→共有でできます。共有タブの上の方にコンピュータの名前という項目があるはずなので、そこで変更してください。
カスタマイズ
Iterm2はやはりカスタムができるのがよいところです。がっつり自分の好みにカスタムしてあげてください。
カスタマイズは他人の設定ファイルなんかをインポートすることもできるんだけど、まあそれよか使いながら試してみるといいんじゃないかなぁ。
とりあえず一番需要が多いんじゃなかろうかという、背面透過と画面の上の方からピコピコ出たり入ったりするやつの設定方法を記しておきます。手動での変更は、Iterm→preferencesでできます。
preferences内プロファイルタブ→ウィンドウタブで透明度と画面の出方を設定。
次はキータブに移って、出たり隠れたりするショートカットを利用するとチェックボックスにチェックを入れる。
だいたいこんな感じ。もっと詳しく知りたい人は多分、この辺りの*1サイトが有用だと思われる。
最低限知っていると恩恵に預かれてる感があるショートカット達
- tab 補完
- Ctrl+L 画面を上へ寄せる
- Command+T 新しいタブを表示
- Command+D 左右に画面を分割する
- Command+[ あるいはCommand+] 分割した画面を左右行ったり来たりする
- Command+shift+D 上下に分割して表示する
- Command+W タブが閉じる
(おまけ)lsに色をつける(.bashrcをいじる)
macはデフォルトでは .bashrcが空です。lsとかしても色がつかなくてチョット寂しいにゃん。そういう人は、 .bashrcを整備しましょう。……と思ったけど、エラーが出た。
なんというか、ややこしいことにlsには2種類あるらしく、GNUのlsとBSDのlsがあるようで、ubuntuみたいに--colorオプションが使えるかといえばそんなことは無いらしい。
結果的に何かというと、BSD系列の方では-Gオプションが--colorオプションと等価らしい。普通にエイリアスを張ってもよいのだが、.bashrcをいろんなPCで共通して使うために育ててる系の人は、OSTYPEで共存させるとよいっぽい。
case "${OSTYPE}" in
darwin*)
alias ls="ls -G"
alias ll="ls -lG"
alias la="ls -laG"
;;
linux*)
alias ls='ls --color'
alias ll='ls -l --color'
alias la='ls -la --color'
;;
esac
あ、ちなみに、初期状態ではホームディレクトリに.bashrcファイルはないので自分で作成します。
cd ~
nano .bashrc
その後、.bash_profileファイルに以下のコードも記述します。この.bash_profileファイルも初期状態ではホームディレクトリには無いので作ります*2
if [ -f ~/.bashrc ]; then
. ~/.bashrc
fi
これでめでたしめでたし。